経営用語

損益分岐点
その点より売り上げが低ければ赤字、高ければ黒字という分岐点のこと。
月にランニングコストがどれだけかかるかをしっかり確認して損益分岐点を下回らないようにすることが大切。

 

売上総利益
売上高から売上原価(ジム家賃、社員給与、光熱費など売り上げを上げるために必要な費用)を差し引いたもの。粗利益、荒利益ともいう。 売上総利益 = 売上高 - 売上原価

 

レバレッジ
経済活動において、他人資本を使うことで自己資本に対する利益率を高めること、または、その高まる倍率。
例1)事業会社が100円の自己資本を持っている場合、総資産は100円である。総資産100円から100円の売り上げと10円の利益がもたらされることが期待できる場合、100円の自己資本に対して利益率は10%となる。ここで市場が非常に有望(拡張性がある)と想定した場合、400円の他人資本(借り入れ)を導入し、総資産を500円にしたとする。その場合、総資産500円からは500円の売り上げと、50円の利益(営業利益)がもたらされる。400円の借り入れに対する利払いが、5%の20円だとすると、利益(経常利益)は30円となる。これで、自己資本に対する利益率は30%となる。

 

利益率
売上高に対する利益の比率
1個売れたときの利益が500円の商品Aと1,000円の商品Bでは、商品Bのほうがより利益が大きく見えるでしょう。しかし商品Aの価格が2,000円、商品Bの価格が8,000円だったとすると、商品Aの儲けのほうが大きくなります。

  • 商品Aの利益率(%):500円÷2,000円×100=25%
  • 商品Bの利益率(%):1,000円÷8,000円×100=12.5%

アフィリエイト
「アフィリエイト」は、課金式のインターネット広告のプログラムを示すカタカナ語。アフィリエイトとは、プログラムに参加している企業の広告や広告バナーを、ブログやウェブサイトの運営者やメールマガジンの発行者が掲載し、クリック数や購入・申し込み数に応じて報酬が運営者や発行者に支払われるという仕組み。

 

PDCA
「Plan=計画」「Do=実行」「Check=評価」「Action=改善」の4つの英単語の頭文字で、「PDCAサイクル」とも呼ばれます。P→D→C→A→P……といった具合に、4つの段階を循環的に繰り返し行うことで、仕事を改善・効率化することができる方法。 

 

クロージング
取引や契約の成立という意味。
例文・◯◯会社の案件は、今週中にはクロージングしよう。

 

コンバージョン
WEBマーケティングの現場でそのサイトを訪れた人が商品の購入や、会員登録などの特定のアクションを起こすことをコンバージョンと表現します。
<例文>
・コンバージョン率を上げるために、バナーを変更しよう。

 

スキーム
ビジネスシーンで使用する「スキーム」とは、「枠組みを持った計画」と「計画を伴った枠組み」を表すビジネス用語です。簡単に言うと、「やり方」や「仕組み」を意味しています。

<例文>
・この案件についてのスキームを、明日までにまとめてください。

 

BtoB
ビジネス用語であるBtoBは、企業間取引という意味。対法人相手の取引のことを指しています。「B」の意味は、「Business」のBで、企業から企業の取引を行う場合や、サービスを提供する際に使われるビジネス用語です。

<例文>
・BtoB向け販売サイトを構築しよう!

 

ペルソナ
ビジネスで使うペルソナとは、「その企業にとって最もターゲットになるユーザーモデル」のことを意味し、年齢、性別はもちろん学歴や家族構成、趣味などまで細かく設定されます。
それに合わせて宣伝やSNSの投稿は何曜の何時にする。など対策を変えていく。

<例文>
・新商品のためのペルソナを来週の会議までに作っておいてください。

 

ブルー・オーシャン
「ブルー・オーシャン」の意味は、競争相手のいない未開拓の市場ということです。ブルー・オーシャンの対になる言葉としてキムとモボルニュが使っている言葉が、「レッド・オーシャン」になります。

<例文>
・ユニクロは、ヒートテックなどの高機能な衣料品でブルー・オーシャンを創った。

 

ボトムアップ
「ボトムアップ」は、bottom upと書きます。直訳すると、ボトム(底)がアップ(上がる)ということです。その文字通りビジネス用語としての意味は、「組織の部下から、上司や組織を運営する経営陣へ、現場で起きている状況や内容、改善されるべき意見や提案が届けられること」を意味します。

<例文>
・そのアイディアいいね。ボトムアップして今度、部長会議にかけてみようか。

 

前株 後株
日本の企業は、会社によって株式会社○○というものもあれば、○○株式会社というものもある。その際、株式会社という言葉が企業名の前に来ることを「前株」、後ろに来ることを「後株」と言う。

<例文>
・A社は前株で、B社は後株だから、間違えないように。

 

マネタイズ
「貨幣を鋳造する」という意味を持つ英語の“monetize”からきている「マネタイズ」は、無料のサービスから収益を得たり、無収益の事業に広告料などを導入して収益事業化を行ったりすることを指します。「マネタイズ」は、主にネット事業で使われていますから、「無料のネットサービスの収益化」と覚えてよいでしょう。

<例文>
・収益をアップさせるには、どんなマネタイズ手法がよいだろう?

 

メンター
メンターとは、英単語の「mentor」からきているビジネス用語で、キャリアやプライベートのことで相談するいい指導者、助言をくれる人のことをいいます。

<例文>
・メンター制度によって、新入社員の離職率が下がりました。

 

リスクヘッジ
「リスク」には危険、ヘッジには「回避」という意味があり、リスクヘッジは危険を回避するという意味で使われます。あえてリスクを選ぶリスクテイクと相反する意味で使われる用語でもあるので、一緒に覚えておきましょう。

<例文>
・リスクヘッジ目的で米ドルだけでなくユーロや豪ドルにも投資を行った。

 

リスケ
リスケは略語で、正しくは「リスケジュール(reschedule)」。ビジネスで使うリスケは、「スケジュールを組み直す」「計画を変更する」という意味で使われますが、金融機関への返済が苦しくなってきたときに、返済可能な計画に変更することを指す言葉でもあります。

<例文>
・納期について、相手にリスケを相談したいのですが。

 

リテラシー
ビジネス用語「リテラシー(literacy)」とは、読み書きができる能力や、その分野の応用、活用力、理解力を意味するカタカナ語です。「リテラシー」は、単独でその言葉だけを使うことは少なく、「コンピューターリテラシー」や「メディアリテラシー」「環境リテラシー」といったように、関連する言葉をつながて「○○リテラシー」というように使用されるケースが多く見られます。

<例文>
・最低限のネットリテラシーがないと困る。

 

リマインド
「リマインド」は、英単語の他動詞「remind」を語源とするカタカナ語で、「思い出させる」「思い起こさせる」といった意味を持つ言葉。ビジネスにおいて、「リマインドする」と動詞的な使い方をすることもあれば、「リマインドメールを送る」と名詞・形容詞的な使い方をすることもあります。

<例文>
・○○さんの送別会の出欠を改めてリマインドしてもらえるかな。

 

ローンチ
ローンチとは、英単語の「Launch」が語源となったビジネス用語で、意味としては、新しく商品やサービスを企業としての事業や組織内の業務として立ち上げ、市場や世の中に発信することを指します。

<例文>
・B社が新しいサービスをローンチしたようです。

 

プロダクトローンチ
商品の販売前から見込み客を集め、商品の発売時に爆発的な売上を上げる手法です。

 

運転資金、設備資金

コメントを残す