肋骨が広がる原因
①第一、第二肋骨が固まっているせいで肺の上部が膨らむことができず、その分、下部の肺が過剰に膨らんでしまい肋骨を過剰に広げてしまう。
②外肋間筋が固まってしまっている。
⏩外肋間筋(がいろっかんきん)は、胸部の筋肉のうち、胸壁肋間隙にある胸壁筋のうちの一つ。肋骨外面を起始とし、肋間隙を後上方から前下方に走りながら、次位の肋骨に停止する。
肋骨を引き上げる作用がある。
③腹筋群の筋力低下
④肋骨挙筋に拘縮
⏩肋骨挙筋(ろっこつきょきん)は、胸部の筋肉のうち、胸壁肋間隙にある胸壁筋のうちの一つ。 外肋間筋の背方に12対存在する。 第7頸椎および第1~第12胸椎の横突起を起始とし、外下方に向かい、下位の肋骨に付着する。 肋骨を引き上げる作用がある。
⑤菱形筋の拘縮
⏩菱形筋の拘縮により本来肩甲骨外転作用がある前鋸筋が伸張し拘縮してしまい、結果肋骨が開く原因となる。
対策
①第一、第二肋骨を稼働性をあげる
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②外肋間筋をほぐす
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③腹筋群強化
⏩ブレーシング、腹筋をする
ブレーシング
④肋骨挙筋をほぐす
⑤菱形筋をほぐす
菱形筋リリース方法
⑥深呼吸しながら肋骨が閉まるようにサポートする