足関節関係

足関節背屈に制限があると、スクワットやステップダウン(高い段差から低い場所へ足を下ろして着地する動作)、ランニングやジャンプ時に着地するような行為に影響が出てしまう可能性がある。
例えば、スクワットの場合、腰を下ろす際に、足関節を十分に背屈出来ないことで、しっかりと腰を下ろせなかったり、腰を下ろした際も体をしっかりと安定させることが難しくなってしまう。
そのため、特に高負荷のバーベルなどを担いで行うバーベルスクワットのような種目や、片足だけで腰を下ろしていくピストルスクワットのよう種目では、大きな力を出せなかったり、関節に大きな負荷がかかったり、バランスを崩してしまうことで怪我につながりやすい。
このようなことからも、足関節背屈に関しては、出来る限りその可動域を広げるようなエクササイズを行っていくということが、他のトレーニングや運動を考えた場合にも大切になってくると言えます。

*背屈制限がある▶️内反捻挫癖がつきやすい▶️足の外側が張ってしまう
この場合靴の外側がすり減っている

足関節背屈の可動域を改善する方法
足関節背屈の可動域が狭くなると引き起こされるかもしれない問題を回避するためにも、足関節背屈の可動域を改善する方法について確認しておきましょう。
ここでは、
* 足関節背屈に影響を与える下腿三頭筋の筋膜リリース
* 足関節背屈の可動域を広げるストレッチ
* 足関節背屈の可動域訓練

 

⭐️足関節背屈可動域改善

1・脛骨、腓骨と距骨を離すために踵を牽引する。
2・牽引した後、脛骨、腓骨を下に押し込む
3・1、2をしたまま膝や腕で足首を背屈させることで背屈可動域改善が期待できる
*この時ふくらはぎが伸びすぎてきつい場合は膝を少し屈曲する

 

 

⭐️足関節背屈の可動域訓練
・四つん這いになる
・両足の膝を軽く浮かす
・足首を背屈させ体幹は安定させる(頭からお尻まで一直線にする)
・足首を輪っかを作るようにして持つ
・軽く負荷をかけてお客様には体勢を変えずに胸に膝を引きつけていただく

 

⭐️足関節背屈チェック方法

・足を前後に揃える

・踵が浮かないことを前提に膝を限界まで曲げる

・左足の踝の前側よりも右足の膝が前に出ていれば右足の背屈可動域は正常

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