コアトレーニング

コアトレーニングとは身体のコア(核)となる脊柱(体幹)に近い部分から意識的、優先的に鍛えるトレーニング様式。
インナー・マッスル・トレーニングともいう。

体幹筋にあたる腹横筋、多裂筋、横隔膜、骨盤底筋などを集中的に鍛えることによって身体バランス、「動き」を改善する。

体幹部を鍛えることで、多くの競技に通じる、汎用性に富んだ能力向上を図る。
筋肉は本来、体幹に近い物ほど大きく高出力に出来ているため運動能力への寄与も大きい。

逆に末端部を優先して鍛えるとコアの働きを阻害し柔軟性が失われるため「動き」が悪化する上、故障に繋がるといわれ、最近は敬遠されることが多い。

 

コアトレ
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吸うときは鼻から、吐くときは歯と歯を重ねて「スー」と音を出しながらだと強く吐きやすい

⭐️ブレーシングをしながら
①息を吸う
②息を吐き続けながら対角の手と足を開いて閉じる

 

*ドローイン
腹式呼吸を用いて下腹部を凹ませる運動。
主に腹横筋を活動させることが目的です。
ホローイング:Harrowingと呼ばれることもある。

*ブレーシング
ドローインによる腹横筋に加えて、
外腹斜筋、内腹斜筋、意識的に収縮させる運動。
➡️息を吸いながらお腹を膨らませてそのお腹の高さをキープしたまま強く息を吐く

ブレーシングが難しい場合は肋骨を締めるために四つん這いになり吸って背中を丸めて、吐きながらさらに丸めて、また吸いながら背中を丸めてを繰り返すと肋骨の開きを改善できブレーシングができるようになる。

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