3大栄養素の代謝の流れ

糖質の代謝では酸素がなくてもエネルギー(ATP)を少量産生する過程がある。この過程を解糖系という

解糖系では、グルコース(ブドウ糖)をピルビン酸(pyruvic acid)または乳酸(lactic acid)まで分解してATPを産生するが、酸素を必要としないので嫌気的解糖(anaerobic glycolysis)ともよばれる。

 

解糖系は、エネルギー産生に深く関与するミトコンドリアをもたない赤血球でも存在するATP産生系である。解糖系に関与する酵素は一般に細胞質に存在するが、ヘキソキナーゼは脳などではミトコンドリアに結合して存在する。解糖系では、グルコース1分子からATP2分子がつくられる。解糖系でグルコースから得られたピルビン酸は、TCA回路(クエン酸サイクル)に入ってさらにATPに変換される
TCA回路(クエン酸サイクル)➡️下の図に記載があります。

 

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