甲状腺機能亢進症

甲状腺機能亢進症とは

⭐️亢進症の症状

●疲れやすい

●動悸

●手足の震え

●発汗異常

●体重の減少

女性に多く18−20人に1人発症する

亢進症の3種類

①バセドウ病(症状として目が飛び出てしまうことが多い)

甲状腺を促進する自己抗体が体内で多く作られてしまった結果、常に甲状腺ホルモンを分泌する刺激が入り甲状腺ホルモンの分泌が過剰になる症状。

この場合は甲状腺に直接的な原因があることが多い

軽い場合は内服薬、重い場合は手術やラジオアイソトープ治療(アイソトープ治療はRI治療や核医学治療とも呼ばれていて、放射性物質(ラジオアイソトープ:RI)を含む薬を用いて病気の治療を行います。)

 

②TSH産生腫瘍

TSH(甲状腺刺激ホルモン)➡️甲状腺ホルモンの分泌量をコントロールしている。
必要なホルモンだがTSHが過剰に分泌されるとコントロールを失い、甲状腺ホルモンの分泌量を誤り甲状腺疾患が起きる。

これがTSHを産生してしまう腫瘍が体内にできているパターン。

③薬剤性(割合としてはかなり少ない)

甲状腺ホルモンを含む薬剤を謝って過剰に摂取することが原因

この場合、一時的な基礎代謝アップなので中長期的な症状はあまりない。

取るべき栄養学アプローチ

亢進症の場合、栄養学的なアプローチはしにくく、医学的なアプローチが先決。

できることとしては脂肪分や糖質を積極的に摂取し、摂取カロリーと消費カロリーを合わせることが重要!

兆候を読み取る方法

下記のチェックリストで4つ以上当てはまる場合、病院で受診することがおすすめ。
●汗が以上に多い

●疲れやすさやだるさがある

●暑がりである

●脈拍数が多く、動悸がする

●手足が震える

●甲状腺が腫れる

●食欲が旺盛である

●イライラする

●痒みがある

●口が渇く

●眠れない

●微熱が続く

●息切れがする

●髪の毛が抜ける

●排便の回数が増える

●眼球が出てくる

 

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