【一側性前庭障害の頭の中】
~急性期~
正常であれば左右の前庭機能は同じだが、一側性前庭障害(急性期)では前庭機能のバランス変化により、身体の緊張の左右差が出現する。
※頭を動かしていないが、前庭機能の左右差により脳が錯覚しめまいとして現れる。また身体の筋肉のバランスが崩れ、足踏み試験(動的バランス評価)にて悪い方に回っていく。
~前庭代償期~
一側性前庭障害(前庭代償期)では前庭機能のバランス変化に対し、緊張の適正化、前庭神経核の感度調整にて症状の改善が起こる(脳の学習によるめまいの改善)。
【adaptation-exはなぜ効果があるのか?】
めまいを引き起こす刺激を入れることで、脳の学習を促進していく。
→苦手な動きを理解し、苦手な方向の刺激を入れていくことが改善の近道。
【3つのセンサーの割合は?】
【まとめ】
Adaptation-Exは一側性前庭障害に特に有効となる。
前庭機能は左右のバランスで脳で調整
脳で感度の調整のために刺激が必要
体性感覚で補うことも必要