脊髄反射について

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●脊髄反射(伸張反射・屈筋反射)について理解しよう
➡脳を経由しない運動
脊髄に反射中枢のある反射のこと
※脊髄反射は大きく分けて2種類ある
・伸張反射―筋肉が伸ばされた状態を元に戻そうとする反射のこと
・屈筋反射―痛い刺激から手を屈曲させる時の反射のこと

※脊髄反射の「反射」とは
意識することなく起こってくれる反応全般のこと

☆脊髄反射には筋肉や腱センサーの働きが必要
・筋紡錘(Ia)―筋肉がどれくらい伸ばされたかを教えてくれるセンサー
・ゴルジ腱器官(Ib)―筋肉にどれだけの力がかかったか教えてくれるセンサー

☆脊髄反射の神経回路

◎反射弓
⇒実行器に達して反応を起こす一連の経路のこと

◎膝蓋腱反射(単シナプス反射)
⇒筋肉の長さを一定に保つ働きがある
・筋紡錘が伸ばされてIa求心性繊維を通り、α運動ニューロンが興奮した結果、大腿四頭筋が収縮して足が跳ね上がる

◎相反神経支配(la抑制)
⇒屈筋が収縮➡伸筋が弛緩又は伸筋が収縮➡屈筋が弛緩しているとき状態
・抑制性ニューロンを興奮させ、α運動ニューロンを抑制

錘外筋をコントロールする

豆知識
・γ運動ニューロン(α運動ニューロンにはもう1つγ運動ニューロンがある)
・γ運動ニューロンはα運動ニューロンと連動して働く。
・筋紡錘の感度をコントロールする

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