ココナッツオイルについて

ココナッツオイルは92%が飽和脂肪酸(常温で固形になる油)

飽和脂肪酸で常温で固形になりやすいが中鎖脂肪酸(吸収が速い)であるアプリル酸、カプリン酸、ラウリン酸が多く含まれているので他の飽和脂肪酸より固まりにくい。

飽和脂肪酸はほとんどが長鎖脂肪酸で吸収が遅く脂肪になりやすい
ココナッツオイルは飽和脂肪酸の中で数少ない中鎖脂肪酸の脂質

ココナッツオイルの脂肪酸の割合は60%が中鎖脂肪酸、30%が長鎖脂肪酸
*MCTオイルは中鎖脂肪酸だけを抽出した自然界ではない組成の油

ただMCTオイルは吸収が速すぎて下痢になってしまう方もいる
便秘が改善されるケースもある

動物性脂質は植物性脂質に比べて脂肪として蓄積されやすい

 

ポリネシアの人は全カロリーの60%をココナッツオイルだが心疾患は少ない
このことから飽和脂肪酸=有害ということではないことがわかる
飽和脂肪酸が悪者になりがちだが
飽和脂肪酸かつ長鎖脂肪酸が脂肪になりやすいので
その脂質である肉の脂、バター、マーガリンはなるべく避けるべき

ココナッツオイルに多く含ませるラウリン酸は細菌・ウイルスへの殺菌効果
黄色ブドウ球菌などの活性を阻害し腸内環境を整える効果やHDLコレステロール(善玉)の増加も期待される

カプリル酸、カプリン酸の摂取によって合成されたケトン体はアルツハイマー症状の軽減の効果がある

 

ココナッツオイルのデメリット

*幼少期に毎日の摂取は下げたほうがいい
→成人以降はひげが濃くなる、髪が薄くなるという男性によくある症状(テストステロンから変わるジヒドロテストステロンの働き)を抑えてくれるが、成長段階でココナッツオイルを摂取しすぎてしまいジヒドロテストステロンが働いてほしいタイミングで抑えてしまうと男性としての成長が不十分になってしまう可能性がある。

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