下痢・軟便を予防、改善する方法

腸の働きとメカニズム

一般的な人の便の水分量は約70%
70%以下➡️便秘
80%以上➡️下痢

口から食べ物が入るとぜん動運動が起こり小腸➡️大腸➡️直腸に送られ便となる。
これは自律神経の働きで伝達され便が直腸に達すると大脳に指令が送られ便意を伝える。

軟便のタイプ

①ストレスや暴飲暴食で腸が動き過ぎてしまう。
➡️運動亢進性下痢、ぜん動運動性下痢
早くぜん動運動することにより本来水分を抜いてから直腸にたどり着くのが水分を抜く前に直腸に到着してしまう。

②腸内で水分吸収ができずに起きる下痢。
➡️浸透圧性下痢

③食中毒・感染症・炎症反応で起きる下痢
➡️分泌性下痢
腸内で吸収されるはずの水分が分泌されてしまう。

下痢になったら何かの栄養素を摂取して改善を目指すよりも下痢の原因を取り除く方が下痢の改善がしやすい。

原因と解決策

分泌性下痢の場合
腸粘膜の炎症で分泌液が過剰となり下痢になる。
➡️食べたものを外に排出して体を休ませることが必要。

浸透圧性下痢*1番多い。
小腸で砕いたものを大腸で水分を吸収できず排出されてしまうもの
➡️腸の外から水分を引き込む成分の摂取を控える。(過剰なマグネシウム、キシリトール、ソルビトール
*この症状ができている時は食物繊維の摂取は控えて(食物繊維自体は消化が悪いため)プロバイオティクス(プロバイオティクスとは、人体に良い影響を与える微生物、または、それらを含む製品、食品のこと。)の摂取がおすすめ。
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運動亢進性下痢、ぜん動運動性下痢
外的・内的ストレスで自律神経のバランスが崩れてしまい水分の吸収を待たずに直腸まで便を送ってしまうことが原因。
暴飲暴食や体の冷えが原因である場合もある。
この2つが原因の場合は健康的な食事をしたり、体を温めることが必要。
ストレスが原因の場合は可能な限りそのストレスを取り除くことで改善する。

 

具体的な食事摂取

⭐️浸透圧性の下痢(1番多い)の対策

下痢は急性下痢と慢性下痢があるが

浸透圧性の下痢は急性下痢の場合が多い。

過敏性腸症候群と大腸ポリープのかたは慢性下痢の症状が現れる。

過敏性腸症候群
➡️下痢・軟便・腹痛・お腹にガスが溜まる症状の総称

過敏性腸症候群の時に避けたい食品
➡️刺激性の高い食品
カフェイン・アルコール・辛い食べ物・炭酸飲料

➡️食物繊維の多い食品*浸透圧性下痢の場合は改善することが多い。
繊維の多い野菜・果物・海藻・きのこ・こんにゃく

➡️ガスを発生させる食品
豆・芋類・かぼちゃ・栗

➡️冷たい食べ物、飲み物

下痢の場合は電解質が体外に排出されるため、電解質(体液には「電解質(イオン)」が含まれています。電解質(イオン)とは、水に溶けると電気を通す物質のことです。)が含まれた飲み物で体内のpHを保つ必要がある.

 

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