ストレートネック

本来頸椎(首の骨)は、30〜40度の湾曲があります。それが、長い間の姿勢の崩れや頸椎の疲労などによって、その湾曲がストレート=まっすぐ になってしまう状態をストレートネックといいます。

『ストレートネック』になると、頭部の重心が前に移動してしまうために、頭を首の筋肉だけで支えなくてはならなくなります。結果、筋肉が緊張し、慢性的な首の痛みや肩こりなどの症状が現れます。症状が進行すると、首の神経を傷め、頭痛・片頭痛、手足のしびれ、めまいなどを惹き起こすとがあります。厄介なことにお薬では改善しません。

長時間うつむき姿勢でパソコンを操作するなどのデスクワークはストレートネックの大きな要因です。そもそも同じ姿勢を1時間以上続けることは身体によろしくありません。

また、高さの合わない枕を使用し続けていると形成されることがあります。 日常から猫背であったり、強制的に顎を引いた姿勢を続けること(例えばバレエや社交ダンスなど)によっても起こります。近年では小児の方にも多く見られるようにりました。

*ストレートネックを判別する簡便な方法は、その場で上を向いてみましょう。それが難しい場合、疑いアリです。(しびれ症状のある方は神経を痛めるので、首を反らす運動は避けて下さい)

 

⭐️胸椎の伸展と腰椎の安定性を出すことができるので腕立て、ベンチプレス、ラットプルダウンなど基本的には顎を引いて頭の位置を下げる必要がある

*上がダメな例。下がいい例
普段ストレートネックの人は四つん這いになり下の体制をするだけでストレートネック改善のトレーニングになる(この時顎を引いて頭を後ろに引く動作の時に使われる筋肉は椎前筋)

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