運動後低血圧の原因と予防

運動後低血圧とは
トレーニングをハードに行うと心拍数が上がり血管が拡張され血圧が高くなる。
セット後心拍数は下がるが血管はしばらく広がったままになっているので血圧が低下してしまう。それが原因で上半身の内臓や脳に血流を送ることが難しくなり気分が悪い、嘔吐感、頭痛の症状が出てしまう

*トレーニングをハードに追い込めば追い込むほど運動後低血圧になりやすくなる

立位の種目で起こりやすい(スクワット、デッドリフトなど)

対策

・レスト中に足を高い位置にあげて上半身に血液が戻りやすくする

・高レップだと心肺機能に大きな負担をかけるため運動後低血圧が起こりやすい。そのため立位の種目を高レップで行うと低血圧になりやすいことがわかる。
レッグプレスはなりにくい。
低血圧を防ぐ観点で考えるとスクワットは高重量低レップ向き、レッグプレスは低重量高レップ向き

・ウォームアップをしっかりと行う
➡️心拍数が平常値から急激に上昇し反動で低血圧になるのを防ぐ

・動作中に呼吸を止めない
➡️呼吸を止めて行うと血圧が上り、その反動でセット後低血圧になりやすくなる

・トレーニング中の糖質はスポーツドリンクやマルトデキストリンは避け(粘性があり胃にたまる性質があるため)クラスターデキストリンにする(分子量が高く胃にたまりにくい)
➡️セット後は血流が筋肉にいくため胃に血流があまりなく消化能力が低下してしまう。この時に胃に溜まりやすい糖質を摂取すると気分が悪くなったり吐き気の原因となる。

トレーニング前に消化の悪いものは摂取しない

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