ルーマニアンデッドリフトはナローでやると外側がメインで鍛えることができ、スタンダード、ワイドで内側をメインで鍛えやすくなる。
外側側の筋肉は内側側よりも筋肉の数も多く強くなりやすいためあえて狙って鍛えるメリットはあまりなく外側の大腿二頭筋が拘縮することによって坐骨神経痛になってしまうことがある。


スクワットの際外側広筋は常に強く働いているが内側広筋は膝を完全伸展した時に働く
また大内転筋と繋がっているため膝に物を挟みながらレッグエクステンションをすると通常より効率よく鍛えられる。


中間広筋はパテラの上部にある膝の曲げ伸ばしに関与している組織に付着しているため中間広筋が拘縮していると膝を曲げるのに悪影響(痛みなど)が出てしまう


歩行時は踵の外側から着地し最終的には拇指で地面を蹴っている
この時大内転筋が働いていないと股関節内戦ができずに外側から着地して内側接地に移行できない

大内転筋は屈曲、外旋位から内旋、伸展方向に1番強く働く

薄筋は内転筋群で唯一の2関節筋なので膝を曲げて鍛えるアダクションなどでは鍛えられない

屈曲しながら内転する動作(アダクションや寝て足の裏を合わせて閉じる動作は内旋作用もあるのでやる人や量に注意が必要)

浅めのスクワットでしっかり膝を伸展させると内側広筋が鍛えやすい


臀筋群が筋力不足で骨盤が後傾してしまうと膝が伸びにくくなる
膝が軽度屈曲位でずっと生活してしまうと変形膝関節症の原因となってしまう(外側広筋が使われすぎるため)

ニーインなどを修正せずに生活していると今は関節唇が削られていないから痛みが出ていないだけで年齢と共に少しづつ削られて将来痛みが出てしまう

中臀筋は股関節外転作用があるが立位の状態から外転ではなく片足で立った時などに内転しすぎないようにするために強く働く

 


大胸筋下部を鍛えていく上でプルオーバーは効率が悪い
ダンベルが下にある状態で最大に外転位となるが少しあげると広背筋メインになってしまう。デクラインベンチやケーブルを上から引いた方が効率がいい

大胸筋は腕を下ろしているときはねじれて上腕骨に付着していて外転するとねじれが解けて1番筋発揮されやすくなる。ケーブルクロスオーバーなどで脇を閉じると大胸筋がねじれたままなので筋発揮されにくく効率よくトレーニングできない(三角筋前部にメインで効いてしまう)

近位(起始)をターゲットにする場合ダンベルベンチ、フライで限界まで寄せても負荷が下に働いているのに対して最後は横方向に動かしていることになっているため鍛えられない。

ベンチプレスでよく起こるエラー
バーを下ろした時に肘より拳(重り)が脚側になってしまっていて肩の内旋の状態になりそのまま重りが下に行かないように三角筋、棘下筋が外旋方向に力を発揮しなくてはいけないため肩の怪我のリスクが上がる。
バーを上げた時に拳(重り)が肩の真上ではなく脚側に上げてしまうとバーがそれ以上落ちないように三角筋前部や棘上筋が働き怪我に繋がることがある

理想のフォームはボトムからあげる際は少し顔側に斜めに上げないといけないがバーを上げきらない人はボトムからそのまま上にあげるため常に肩に負担がかかっているので肩を怪我しやすい


小胸筋の作用➡️下制、下方回旋、前傾
停止部は烏口突起(肩甲骨)に付着している

小胸筋が拘縮しすぎてしまうと腕を上げる際に肩甲骨が上方回旋する動きを邪魔してしまうため腕が上げずらくなってしまう

小胸筋(わずかな外転と下方回旋)と前鋸筋(外転と上方回旋)は拮抗して肩甲骨のスタビリティを保っているため前鋸筋に比べて小胸筋が強くなりすぎてしまうと腕が上げずらくなってしまう
肩甲骨のスタビリティがなくなってしまうとベンチプレスやプッシュアップの際に肩甲骨を固定できず効率よく大胸筋を鍛えることができなくなってしまう


広背筋

肩甲骨の下角に触れている人もいれば触れていない人もいて触れている人は広背筋を鍛えることにより姿勢が改善する可能性が高い

広背筋は筋肉の走行的に内旋には強く働かない(肩甲下筋、大円筋のように横の走行だと内旋に強く働く)

内転動作に強く働くための横の走行の広背筋(肩甲骨の下角から胸椎の7番)の箇所は薄くあまり強い力を発揮しない

もっとも強く筋発揮するのは伸展動作。伸展の中でも肩を180度屈曲させたところからの伸展が1番強い。(起始と停止の位置的に)

広背筋が拘縮してしまっていると腕を上げる際に肩甲骨が上方回旋するのを邪魔してしまう。それでも腕を上げようとすると代償動作として身体をそらしたり側屈したり肩をあげたりして肩痛や腰痛の原因になってしまう。◀️広背筋が肩甲骨の下角の触れている場合。

広背筋が肩甲骨下角に触れていない場合でも上腕骨に付着しているため肩が内旋する。内旋したまま肩を屈曲したり外転したりすると肩の怪我のリスクが上がってしまう。➡️アップライトローは肩を内旋しながら肩を外転していく種目なのでインピンジメントのリスクが大きい種目。


リアデルトを狙って鍛える場合肩を外旋させた方が起始と停止が向き合い効率よく収縮する。

サイドレイズの際は健康平面上に上げるのが最も肩への負担が少なくなる。姿勢がいい人は比較的身体の真横、猫背気味の人は少し前に上げる必要がある。この時重りではなく上腕骨が健康平面上にあることが重要。


 

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