作用
足関節の背屈、内反(足の裏が内側を向く)、内転
歩行時の役割
前脛骨筋は歩行時常に働いている。(働かずに足首が底屈してしまうと転んでしまうため)
そのため拘縮している可能性が高い。
特に足関節が内転しているO脚のかたは拘縮しやすい。
筋連結
大腿直筋と連結しているので膝をあげるニーアップなどを行うときは足首を背屈させて前脛骨筋に力を入れて行うといい。
高齢者との相関
前脛骨筋が弱化し足首を背屈させられなくなるとつまずいて転倒のリスクが上がる。
足関節が外転してしまっている人は前脛骨筋を鍛えることで改善する可能性がある。
トレーニング・リリース方法
●トレーニング
お客様に足首を背屈していただいた状態でトレーナーが下に負荷をかけ、お客様はつま先が下に降ろされないように前脛骨筋を使い耐える。
●リリース
下腿を内旋させ前脛骨筋を表に出した状態で母指で圧をかけリリースする。