判定方法1
さて
大変久々の投稿となってしまいましたが
その理由は
本野式筋膜連鎖タイプの簡単な測定方法を
せっかく動画撮りしてみたのですが
こちらのnoteブログさんでは
テキストと動画を一緒に掲載することが出来なかったので
再度
どの様にこの記事を進めていくかについて考え直しており
その準備などに時間がかかってしまいました
大変申し訳ございませんでした
で
今回は
いくつかある「本野式筋膜連鎖タイプ判定」のうち
最も顕著にその特徴が出る動作について紹介をさせて頂きます
では
最も顕著にその特徴が出る動作とは何かと申しますと
「スクワット動作」
つまり
「立ったりしゃがんだりする日常動作」や
「スクワットトレーニング動作」を見させて頂ければ
おおよそのタイプ予測が出来ます
では先ずはじめに
「おうちでもできるタイプ別スクワット判定」を
紹介させて頂きます
準備するものは
少し柔らか目のマットや布団です
柔らかいマットや布団などをお部屋に準備出来ない方は
トレーニングジムにて
ポータブルストレッチマットなどを活用されるのが良いかと思います。
柔らか目のマットなどが準備出来ましたら
必ず「裸足」になって
その上に乗って下さい
ソックスやストッキングを履いていると
タイプ別に持つ「特徴的なポイント」にズレが生じますので。
それでは
裸足にて柔らか目のマットなどに乗りましたら
早速ご自身が動きやすいフォームにて
好きなように自重スクワットを始めて下さい
では先ず「足裏」の確認です
柔らかい不安定な場所にてスクワットを行った際に
「足幅が肩幅」くらいで「拇趾球」に全体重が乗る=タイプZ
「足幅が腰幅」くらいで「薬指の根元あたり」に全体重が乗る=タイプⅡ
「足幅が腰幅」くらいで「踵の内側」に全体重が乗る=タイプY
「足幅が腰幅よりもやや狭め」で「踵の外側」に全体重が乗る=タイプX
である可能性が高いとの推測が出来ます。
次に
しゃがむ(かがむ)際に現れる特徴として
「腕を伸ばして手を身体の前で組み、その組んだ手を回内しながら(掌を正面へ向けながら)頭上へ上げる様に動かし、顔は下を向いて、おしりを後方へつき出す様にして股関節からしゃがむのが楽」=タイプZ
「腕を伸ばして手を身体の前で組み、その組んだ手を回内させずに(掌を自分の方へ向けたまま)みぞおちの高さまで上げる様に動かし、顔はやや上、もしくは正面を向いて、左右の腸腰筋にてバランスを取りながら、股関節からしゃがむのが楽」=タイプⅡ
「肘を曲げて腕を身体の両サイドに置き、拳を腰の高さから胸の高さへ振り上げながら、顔はやや上か正面を向いて、腿の前(大腿四頭筋)を使って膝を前方へ折るようにしゃがむのが楽」=タイプY
「掌を上に向けて恥骨とおへその間くらいで手を組み、その手を高さを変えずに身体前方へ押し出しながら、顔は下を向いて、腿の後ろ(ハムストリングス)を使って膝を後方へ折るようにしゃがむのが楽」=タイプX
である可能性が非常に高いですので
はじめの4パターンと
あとの4パターンを複合的に併せ考えることにより
おおよその予測が出来たかと思いますが
いかがですか?
これからも
いくつか分かりやすい「タイプ判定」の方法を
ご紹介させて頂く予定ですが
やはり正確なタイプ別の特徴は
「上半身」ではなく「下半身」に出ますので
先ずはきっちりと
スクワットに出る「癖」から
ご自身のタイプを判定して頂けたらと思います。
⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️
判定方法2
さて
前回は
「スクワット動作」による
本野式筋膜連鎖タイプの判定方法を
公開させて頂きましたが
いかがでしたか?
スクワットの重心位置やしゃがみ方では
自己判定がしにくかったと感じた方も
いらっしゃったかもしれませんので
本日はその判定方法第2弾として
「腕のエクササイズから筋膜連鎖タイプを推測する」
を上梓させて頂こうと思います(^-^ゞ
それでは皆様
メモのご用意を(^-^)
先ず
使用するエクササイズ種目は
「EZバーベルカール」です
「W型」をしたバーベルを使用するあれです。
ある程度の負荷がかかる様に重さをセットして下さい。
ただし、タイプ判定の実験をしますので、
重たくしすぎると怪我にもつながりますので
充分にご注意下さい。
そうしましたら
次の4つの方法にて
「EZバーベルカール」を行ってみます
先ず
①バーの一番中央に近い斜めの部分を「サムレスグリップ(親指をバーに巻き付けない)」にて握り、「ハムストリングス」に力を入れて、恥骨の高さから大胸筋下部のあたりまで、アゴを上げながらカール動作を行う。
②バーの真ん中から2番目にある斜めの部分を「サムアラウンドグリップ(親指をバーに巻き付ける)」にて握り、「大腿四頭筋」に力を入れて、おへその高さから大胸筋中央くらいまで、アゴを引きながらカール動作を行う。
③バーの真ん中から2番目にある斜めの部分を「サムアップグリップ(親指を軽く立てる)」にて握り、「腸腰筋」に力を入れて、大腿部中央くらいの高さからみぞおちの辺りまで、アゴを引きながらカール動作を行う。
④バーの一番端に近い「少しだけ斜めになっている部分」を「サムアラウンドグリップ(親指をバーに巻き付ける)」にて握り、「大臀筋と広背筋」に力を入れて、大腿部中央くらいから喉の高さまで、アゴを上げながらカール動作を行う。
の4通りにて
「EZバーベルカール」を行ってみます。
そしてそこから推測できることは
①がやり易い人=タイプX
②がやり易い人=タイプY
③がやり易い人=タイプⅡ
④がやり易い人=タイプZ
の可能性が非常に高いということです。
もちろん
今回の結果だけではなく
そこに前回の「スクワット動作による診断」を
しっかりと掛け合わせて
吟味をして頂く必要があります
前回と今回の検査結果で
ほぼ大概のパターン診断はできるかと思いますが
それでもまだ自身の筋膜連鎖タイプに自信の無い方は
順に
手の ①小指 ②薬指 ③人差し指 ④親指
をそれぞれ独立させて使用し
何か重たいものを引っ張ってみて下さい
そしてその時
①小指で物を引くのが一番力が入りやすかった人=タイプX
②薬指で物を引くのが一番力が入りやすかった人=タイプⅡ
③人差し指で物を引くのが一番力が入りやすかった人=タイプZ
④親指で物を引くのが一番力が入りやすかった人=タイプY
という可能性が大変高くなります。
その他にも
①太いバーが持ちやすい=タイプXかタイプY
②細いバーが持ちやすい=タイプⅡかタイプZ
そして
①バーを手のひらで握ると動作しやすい=タイプXかタイプY
②バーを指に引っかけるように持つと動作しやすい=タイプⅡかタイプZ
である可能性が高くなりますので
これらの基本データも参考とし
複合的にご判断頂くのが良いかと思います(^-^)
今回もご購読
そして
最後までお読み頂き
ありがとうございました(^-^ゞ